猫ケア

猫アクネってご存知ですか?

もしもお宅の猫さんの顎に黒い点々があったら多分それが猫アクネです。

正式名は「座瘡(ざそう)」といって比較的かかりやすい皮膚病の一種。
というと大袈裟ですが、要するに「猫の二キビ」です。思春期の子や、顔を洗うのが下手な子に多いそう。

プクは顔を洗うのがものすごく下手な子です。
しょっちゅう毛繕いしてる綺麗好きのくせに目ヤニとか全然取れてません。うちではおやつに煮干を与えてると以前の日記でも書きましたが、私はこの猫アクネを最初「あーあー、こんなとこに煮干カスくっつけて・・・」などと呑気に笑っておりました。
別の日も、そのまた別の日もその黒い点々はくっついていて、「煮干のベタベタってかなり強力なんだなぁ」などとある意味感心までしておりました。
だけども相方は何かがひっかかってたらしく、調べたところそれは煮干カスでも何でもなく、皮膚病だったと…

プクさん、笑って本当にごめんなさいorz

プクのように「黒い点々がひっついている」レベルでしたら家庭で処置できます。

  • 1 まずは黒い点々を全てきれいに取り除きます
  • 2 清潔な洗浄綿で顎まわりを拭いてあげます
  • 3 食事の後(毎回でなくても1日1回でもよい)にも同様に拭いてあげます
3は予防にもなるので治った後も習慣づけた方がいいかも。
とにかく清潔にすること。人間の二キビと一緒ですね。
うちでは左の「アイ浄綿」という目のまわり専用洗浄綿を使用しています。
医療脱脂綿(グルコン酸クロルヘキシジン0.02%水溶液含有)が1枚ずつ個包装されているもの。
ネットで調べたら、同症状の猫さんにこれと同成分のものを獣医さんの指導の下で使っていた方がいらっしゃったので、そちらを参考にさせていただきました。
ちなみに、別の件で病院へ行った際かかりつけの獣医さんに念の為聞いてみたところ「この洗浄綿を使用するのは全然問題ないけど、特別なものでなくても患部をきれいに拭いて乾かしてあげれば大丈夫」だそうです。
プクは軽い症状だったのでこのケアだけで黒い点々は出なくなりましたが、化膿してたり赤かったり等ひどくなってしまっている場合は、きちんと獣医さんに見せて抗生物質等処方してもらって下さいね。

右のDr.paoはケア用品というか、必需品の部類。
私は主に粗相の後始末用として使っていますが、除菌・消臭ができるのでテーブルを拭いたり、ペットがなめても安心な成分なのでトイレ後のおしり周りなんかにも使えるようです。
以前使っていたオシッコ専用のスプレーはミントの香りで誤魔化してる感があったけど、これは本当に消臭してくれてる!
タバコの消臭もできるのでうちではかなり重宝w
キッチンでも使えるので、ペットのいないご家庭にもおすすめ。